1度の治療で完結する、レーザーを使わない、低侵襲micro surgeryによる
シミ(老人性色素斑)
最新シミ治療では、Micro surgeryにより、正常な組織は傷つけず、シミの原因組織のみを、手作業で丁寧に取り除きます。
Micro Surgeryでは、レーザーは一切使いません。当院にも、もちろんシミ取り用のレーザーは置いていますが、そちらは使用しません。
なぜならば、たった一度の治療で治すことが可能で、かつ、それが一番綺麗にシミを治すからです。
が、なぜ優れているのか?をこれから説明していきたいと思います。
には、まず、シミに悩む皆様に知っていただきたい事は、シミ治療においては、診断が一番重要かつ難しいということです。診断を間違えると、逆に悪化させてしまうことも多々あります。
右図は典型的な老人性のシミ(老人性色素斑)。日光(紫外線)の当たる部位に出来ているのがお分かり頂けると思いますが、シミが盛り上がっている場合、まずはウイルス性のイボとの区別が必要になります。ウイルス性のイボとの区別は、カサカサ(ふけのようなもの)がシミについているかどうかです。 いわゆるシミで最も多いのが、このタイプで、世間でいうシミの60%はこの老人性色素斑であるといわれています。紫外線により起こるので、顔と手に出来る事が多いです。
老人性色素斑は点状のものからコイン大のものまで色々な大きさがありますが、境界は明瞭です。紫外線のダメージによってメラノサイトと呼ばれるメラニンを生み出す細胞が、表皮の基底層(表皮の底)で異常に増えている状態です。
こちらは、老人性疣贅と言われる、発育したタイプのシミです。ここまでくると、ウイルス性のイボとわかりにくい場合もあります。
こちらは、いわゆる「肝斑」です。
どうでしょうか?パッと見、見分けはつきますでしょうか?
この辺りの診断は、かなり難しく、経験豊富な医師でも、区別がつかないというケースは非常に多いのですが、
重要な点は、この肝斑にレーザーを当てると、悪化してしまうという事です。
では、どうするのか?
治療中において、シミが、「本当のシミ」である事を確認する必要があります。ですが、直接シミの内部を確認できないレーザー治療では、その確認ができないのです。
シミ(老人性色素斑)の拡大図です。
シミの組織で1番の特徴は、上の図で白線が引かれているpseudo horn cystと呼ばれる、円形の組織なのです。
この事についてきちんと言及し、理解し、治療しているクリニックがどれだけあるでしょうか?
すなわち、このpeudo horn cystがある事を治療中に確認し、「本物のシミ」である事を、術者の目で確かめてシミの診断を確定させた上で、そのpeudo horn cystのみを取り除く事が、本来のクオリティの高いシミの治療なのです。
これを全て可能にシミを綺麗に治すのがMicro Surgeryによるシミ治療であり、
1、シミの診断を確定させ、
2、正常な組織を傷つけず、
3、異常なシミの組織(peudo horn cyst)だけを、直接確認しながら丁寧に取り除く
という治療で必要不可欠なな3つの事が出来るようになったのです。残念ながら、レーザー治療では、この作業ができず、診断が確定できず逆に悪化させたり、peudo horn cystを取り残して再発させたり、逆に正常な組織を取りすぎて、瘢痕を作ったり、凹みを作ったりしてしまいます。
また、レーザー治療では、何回もレーザーを当てて、長期にわたる通院が必要になります。
まとめますと、
による
が、シミを綺麗に治すという点で、他の治療に比較して、いかに優れているか、お分かりになりましたでしょうか。
診断を確実にし、正常な組織は傷つけず、取り除くべき組織のみ手作業で取り除くことにより、再発をなくし、術後の跡を完全に綺麗にすることができるのです。
これをなし得るのは、Micro Surgeryによる最先端シミ治療をおいて、他にはありえません。