毛髪幹細胞持続刺激療法を用いた、毛髪再生AGA医療を日本で初めて導入しました。
表皮の細胞が真皮に陥入し、毛包作ります。毛が発育できるように、真皮内で血管を新生させます。
陥入した表皮の一番上層部は、毛根を形成し、bulge(バルジ)と呼ばれる領域に毛髪幹細胞が存在し、分裂を繰り返し、毛を作っていきます。
薄毛について
薄毛と幹細胞の関係
今までの医学の常識では、毛包が小さくなって、なくなっていくのは、男性ホルモンの影響であると長らく信じられてきました。しかし、最近の発見で、これは男性特有の問題ではなく、男女共に生じる、加齢と遺伝子損傷による、幹細胞の減少である事が分かってきました。
毛は毛包内で、毛髪幹細胞が成長して毛となります。加齢により、DNAの損傷が起こると、エラスターズと言われる破壊物質が生じ、type17型というコラーゲンが壊れ、皮膚の細胞(表皮の細胞)が皮膚から削げ落ち、同時に幹細胞も落ちていきます。
それにより、毛を作る毛包がどんどん小さくなり、まずは毛が細くなり、その次に、毛包がなくなり、いわゆる「ハゲ」の状態になります。
当院の治療
頭皮より、生存している毛髪幹細胞を採取し、特殊な処理をし、増殖させた後に、頭皮の「ハゲ」の部分に、毛髪幹細胞を移植していきます。
同時に、脂肪を吸引し、脂肪組織から脂肪前駆細胞を取り出し、同時に移植します。
脂肪前駆細胞とは、毛髪幹細胞など、様々な組織に分化するとともに、毛髪幹細胞の定着を助けます。